2009年の地方競馬
12/28

今年も残すところあとわずかとなりました。
2009年を振り返るその前に、明日は東京大賞典!やはりこれを予想しないと年は越せないでしょ〜。

<12/29・東京大賞典・大井2000m・Jpn1>
◎13 ヴァーミリアン
○14 サクセスブロッケン
▲ 4 ゴールデンチケット
△10 フリオーソ

・・・結局こうなった、ってところでしょうか。政権交代とか言われておりますが、エスポワールシチーが出てないのであれば「交代はない」と見ました。まずヴァーミリアンですが、前走はエスポワールの逃げるペースが合わなかったとみました。あの馬がおらずなおかつ距離も延長、そして実績のある大井となれば記録更新は十分可能でしょう。昨年は骨折明けで本調子じゃなかった武豊騎手ですが、今年の調子なら問題ありません。
サクセスブロッケンは前走やフェブラリーS勝ちのように、速い流れが向くタイプ。1ハロンの延長はどちらかというとマイナス材料かも。ゴールデンチケットはルメール騎手とのコンビでJCダート3位。勢いにのって逆転まであるでしょう。
地方勢は楽しみな馬も多く出ているのですが・・・やはりこれまで戦ってきた実績を考えるとフリオーソになってしまいますね。セレンなども人気にはなっているようですが、グレードレースの実績不足でこの相手でこまでやれるか、というところでしょうか。
12/11

先月から水沢、荒尾、高知の3場を舞台に繰り広げられたレディースジョッキーズシリーズ。今年の優勝は愛知の山本茜騎手でした。昨年は不参加でしたが、やはり今の女性騎手の中でも勝ち星を積み重ねているだけのことはあります。2位は高知ラウンドで追い上げた別府真衣騎手。彼女もやはり実力者ですね。常にこのシリーズでは上位をにぎわせているだけに、来年も優勝争い候補の1人といえそうです。3位には浦和の平山真希騎手が入りました。荒尾戦での活躍が目立ちましたね。
これを見て思ったのは、今回韓国にいるため出られなかった宮下瞳騎手がでていたらどんな成績を残しただろうか。

LJSはこのところ毎年のようにケガや遠征等でフルメンバーが揃わないのが残念なところ。来年はぜひともフルメンバーで開催できることを願います。
11/2

いよいよ明日に迫りましたJBC。今年も現地に行けないのが残念ですが(JCダートを優先させてしまったので^^;)馬券は場外行って買おうと思います。直前になって回避やリタイアが相次いだこともあって、当初予想していた顔ぶれと比べるとやや寂しい面はありますが、それでも予想しがいのあるメンバー構成となりましたね。
それでは今年も、クラシック&スプリントの予想とまいりま〜す。

<11/3・JBCスプリント・名古屋1400m・Jpn1>
◎ 3 スーニ
○ 5 アドマイヤスバル
▲ 9 ビービーガルダン

・・・ここまで(苦笑)。フェラーリピサ回避により、ますますもってスーニに勝ってくださいといわんばかりとなってしまいましたね。スーニに関してはこれまでのレースぶりもそうですが、距離も1400mになるのは歓迎材料。相手的にも非常に恵まれ、ここは絶対に落とせません。
相手もアドマイヤスバルでいいでしょうね。このところ中距離中心に使われていましたが、この相手なら1400mでも十分です。
ビービーガルダンはわかりません。一発があるのか、それとも場違いだったのか、やってみないことには何ともいえませんが、今回の相手なら狙えないことはないかな。
地方勢は・・・地元勢ではやはり荷が重い。となると南関勢なのだが、如何せん名古屋なんで・・・(南関馬は南関の競馬場以外では買う気になれない)


<11/3・JBCクラシック・名古屋1900m・Jpn1>
◎12 ワンダースピード
○ 5 ヴァーミリアン
▲10 マコトスパルビエロ
△ 7 ブルーコンコルド
△ 1 マルヨフェニックス

・・・やはり注目となるのは「ヴァーミリアンが史上初のG1・8勝馬となるのか」でしょう。ただこれまでの多くの馬が最多で7勝止まりとなっているだけに、7と8との間には非常に大きな壁があるのではなかろうか。それを破るのは、現状では決して楽ではないような気がする・・・。
というわけで、本命はワンダースピードにしました。コースや距離も合っているし(特に東海地方は相性がいいのか?)、一回叩いたというのも大きいでしょう。G1タイトルはまだありませんが、今回が最大のチャンスと見ております。
相手はもちろんヴァーミリアンですね。これまでの実績を考えるとそんなに印を落とすわけにもいきません。マコトスパルビエロもこのところの好調さを買っております。どちらかというと左回りのほうが良さそうかなという気がしないでもありませんが。
穴といいますか、意表をつくとしたらブルーコンコルド。前走で5着に敗れたことで人気を落とすようなら逆に今回買ってみたい。といっても3着狙いではありますが。地方勢からはやはり東海地方のエース、マルヨフェニックスでしょう。中央の強豪の壁を崩すことができますか。
10/11

先日のSJT第1ラウンド見に行ってきましたが、なかなか迫力あるレースでしたね。今週木曜に行われる園田でチャンピオンが決定します。果たして勝者は誰の手に!?

さて、明日はダートグレード競走の注目レースであり、JBCを占う上でも大一番になるであろう、南部杯が行われます。盛岡競馬場はまだ行ったことがないのですが、機会があればぜひ一度は行っておきたいところであります。

<10/12・マイルチャンピオンシップ南部杯・盛岡1600m・Jpn1>
◎ 3 エスポワールシチー
○ 6 サクセスブロッケン
▲ 2 ブルーコンコルド
△ 4 ボンネビルレコード
△ 9 マヨノエンゼル

・・・もう、一騎打ちでしょうね、ここは。本命はどちらにするか迷いましたが、正直どっちでも良かったです(笑)。強いて言えばということで、大崩れが少なく成長度が高そうなエスポワールにしましたが、サクセスブロッケンもこの条件は合ってそうですし。
で、4連覇を狙うブルーコンコルドですが、さすがに自身も9歳、加えて4歳2頭には勢いで完全に押されているだけに大記録達成はちょっと難しいかなと思われます。ただこれまでの実績を考えると、やはり3番手筆頭はこの馬になるでしょう。
それ以外は更に離れてますね。ボンネビルは南関東以外では割引ですが、他の出走馬を見る限り3着ならあってもおかしくはない。地方勢は正直馬券圏内というのは難しそうですが、その中から地元の3歳馬、マヨノエンゼルに期待します。
9/24

2ヶ月もほったらかしになってしまいましたね(^^;)。まあこれから大レースも続きますので更新頻度は多くなってくるかと思います。
さて、今年からNARのサイトのコンテンツにあります「クリック!地方ケイバ」すでにご覧になった方もいらっしゃいますでしょうか。地方競馬の情報が無料で見られるというのはありがたいですね。重賞回顧や騎手のコーナーなどありますのでまだ見られたことがない方はぜひご覧になってください。また、この9月からはスカパー795chでも放送されております(もちろんこちらも無料)。毎週火曜日に放送されてますので、門別ナイターに引き続きお楽しみくださいませ。

地方競馬の秋のイベント「DRAMATIC3」が今年もいよいよ始まります。その第一弾であります「スーパージョッキーズトライアル」が明日25日に船橋競馬場で第1ラウンドが、そして10月15日の園田競馬場で第2ラウンドが行われます。暮れの阪神競馬の名物イベントでありますWSJSの地方代表決定戦とあってぜひとも注目したいところですね。各地の競馬場のトップジョッキーが一同に集結するという、それだけでも贅沢なイベントであります。
なお、船橋の第1ラウンドについては生観戦する予定であります。現地でその手綱捌きをしっかり見ておきたいですね。
7/22

今回はジャパンダートダービー回顧など、3歳馬の話題を。

3歳ダート路線の総決算ともいえるジャパンダートダービーは新星テスタマッタが強い勝ち方を見せましたが、前走条件戦とはいえ古馬相手の勝利は伊達ではなかったか。正直距離がどうなのか?と思ったのだが・・・。しかしながら将来性という点では楽しみがありますね。古馬陣もうかうかしていられないか!?
シルクメビウスもレースぶりは悪くなかったのですが・・・ここは完敗でしたね。田中博康騎手のJpn1勝利はお預けとなりましたが、まあまだまだ先のある騎手だけに楽しみは取っておきましょう。一方、人気のスーニはいいところありませんでしたね。距離もさることながらやっぱり早熟だったのではないでしょうか。春まではこの馬がトップの評価だったのですが、これでは下げざるを得ません。
一方、地方勢は今年も中央馬に歯が立たない寂しい結果に。南関勢の人気どころが出ていなかったのもありますが、仮に出ていたとしても今回は勝ち負けは厳しかったかも知れんなあ・・・結果論ではありますが。

今年の3歳路線で私がナンバーワン評価したいのは、ラヴェリータであります。JDDのときに「ラヴェリータが出ていたら本命」と書きましたがこの考えは今も変わりません。そもそもそうなると岩田騎手はこっちを選んでいたでしょうから、だとするとテスタマッタも勝ててたかどうか。先のスパーキングレディーカップでも古馬勢を完封したのはお見事であります。おそらく今後も牝馬路線中心でレースをすることになるでしょうが、牝馬限定戦だったら主役は間違いないでしょう。
7/7

明日行われますジャパンダートダービーの展望です。

<7/8・ジャパンダートダービー・大井2000m・Jpn1>
◎ 8 シルクメビウス
○ 4 スーニ
▲10 サイレントスタメン
△12 ゴールデンチケット
△ 6 グロリアスノア

・・・やはりJRA勢が中心になりそうです。欲を言えば、ラヴェリータに出てきてほしかったなあ。あの馬が出てきたら◎にしてたのですが。南関勢も東京ダービー勝ち馬こそ出てきているものの、ナイキハイグレード&ネフェルメモリーが出ていたら・・・って思うのは贅沢でしょうか(^^;)
本命はトータルバランスを考えてシルクメビウスにしました。この馬が一番マイナス材料が少ないかなと思われます。スーニは実績ならこの中では一番でしょうが、あるいは早熟型?という疑いも無きにしも非ず。その次に南関代表でサイレントスタメンにしました。あとは武豊騎手のゴールデンチケットは大井はどうなのか、グロリアスノアは右回りはどうなのか。テスタマッタは明らかに距離実績がないのが不安なので評価を下げました。
7/4

今回は帝王賞の回顧と上半期の交流重賞を振り返ります。

帝王賞はやはりヴァーミリアンでした。このメンバーでは力が全然違いましたね。フリオーソは中央の一線級が相手だとなかなか勝てませんが力は衰えてはいないですね。ボンネビルレコードも年齢を考えるとさすがといったところです。
で、これでヴァーミリアンは「G1・7勝目」となったわけですが、いよいよ問題の8勝目のステップに差し掛かりました。多くの名馬が超えられなかった8勝目の壁。この馬にとっての障壁はずばり、勢いある4歳勢でしょう。秋になると現4歳勢は更に力を増すと思われるので彼らに勝てるかどうかがカギとなりそうです。


それでは、上半期を振り返るのコーナーです。
今回はまず古馬編。(3歳はJDDもあるのでそれが終わってからにします)

中長距離路線のキーワードは「7歳vs4歳」。
ダート最強世代と言われた現7歳勢は今年も強いところを見せてますが、それに待ったをかける勢いなのが4歳勢。フェブラリーSをサクセスブロッケンが勝利したのに続き、かしわ記念ではエスポワールシチーが優勝。さらにはスマートファルコンが着実に重賞勝ち鞍を稼いでおります。秋になると彼らの勢いは更に加速するものと思われます。
一方の7歳勢もカネヒキリの故障は残念でしたがヴァーミリアンが健在ですし、ワンダースピードも堅実に走ってます。
地方馬勢は今年もフリオーソが孤軍奮闘の格好となっております。ちなみに今年のJBCは名古屋だけに、特に東海勢の活躍に期待したいのですが・・・。

短距離路線のキーワードは「高齢馬健在」。
トーセンブライト(8歳)リミットレスビッド(10歳)やメイショウバトラー(9歳)がまだまだ第一線で活躍しているのは立派というしかありません。もっとも裏を返せば、若い世代に短距離のスペシャリストがなかなか出てきてないということなのですが・・・。(スマートファルコンは1400で活躍してますが、短距離馬というわけじゃないですし)中央の芝路線もそうですが、外国産馬の活躍が今は下火になっているのが原因かもしれません。

牝馬路線のキーワードは「混戦?」。
ヤマトマリオンが引っ張るのかと思ってたのですが、どうも物足りない結果に。距離不足などもあるのでしょうが、あるいはピークが下り坂になっているのか?しかしこの馬の格を考えると、格下の馬に負けてはいけませんぞ。
ユキチャンはどうもレースっぷりが安定しませんね。現在はクラス落ちになり、重賞に出るだけでも一苦労しそうです。
とはいえ、現勢力で今後を賑わせそうな馬というのも他に見当たらないし・・・どうやら今後この路線で主役となりそうなのは現3歳勢と思われます。
3歳については次回やりたいと思います。
6/23

重賞回顧は後日まとめてするとして、今回は明日の帝王賞の展望を。

<6/24・帝王賞・大井2000m・Jpn1>
◎ 4 ヴァーミリアン
○12 アロンダイト
▲ 3 フリオーソ
△ 5 ボンネビルレコード

・・・う〜ん、正直メンバー的には物足りなさを感じる。
カネヒキリは故障、4歳勢のサクセスブロッケンもエスポワールシチーもスマートファルコンもいない。安定感抜群のワンダースピードもいない。今のダート界は役者が揃っているだけにそれらの多くが不出走というのはなんとも寂しすぎる。
こうなると、ヴァーミリアンが一枚も二枚も抜けているでしょうね。確かに全盛期の力には及ばないでしょうがこの相手だったら十分通用するでしょう。相手もアロンダイトで良さそう。どちらかというと左回りのほうがいいのだが、まあこれも相手関係を考えると十分通用するかと思います。
後はフリオーソ&ボンネビルレコードのお馴染みコンビで。
6/13

本来なら週初めに感想書く予定だったのですが、体調不良により延び延びになってしまいました。すみません。

というわけで、今回は先週行われましたダービーWEEKの感想。
6レース一気にいきます。

<5/31・佐賀・九州ダービー栄城賞>
とにかく圧倒的人気だったギオンゴールドの独壇場ともいえるレースでした。アナウンサー氏曰く「扇の舞姫」だそうで、今日もそのトレードマークの扇の形を顔に持つこのお馬さんは強かった。九州では完全に敵なしといえるでしょう。いずれは全国デビューもしてほしいところだが、さてどうなりますか。

<6/1・盛岡・岩手ダービーダイヤモンドカップ>
1番人気マヨノエンゼルと3番人気トキワノマツカゼの直線の叩き合いはすごかったですね〜。結局マヨノエンゼルが人気に応えて粘りの勝利でした。やはりこの中では勝利数でも抜けていただけに力が違ったか。牡馬にしては非常に小柄な馬なんですね〜。

<6/2・門別・北海優駿>
門別グランシャリオナイターになってから初の北海優駿。いや〜、これも最後の直線の攻防は手に汗握りましたね〜。人気のフーガとアラベスクシーズの一騎打ち、制したのは2番人気だったアラベスクシーズのほうでした。1番人気のフーガは惜しくも2着。3着以下は離されてましたね。

<6/3・大井・東京ダービー>
ナイキハイグレードが前評判では有力視されていましたが、牝馬2冠馬ネフェルメモリーの参戦で事実上の一騎打ち状態。しかし勝ったのは伏兵サイレントスタメン。2着にも5番人気ブルーヒーローが入り波乱。人気2頭は最後で力尽きた格好になった形でした。しかしどうして毎回この東京ダービーだけは一筋縄ではいかないのだろう・・・(苦笑)

<6/4・姫路・兵庫ダービー>
ダービー、姫路に上陸。これほどの大レースとは無縁のイメージがあっただけに(失礼)。それはともかく、ここはやはりカラテチョップにつきますね。最後迫られましたがそれ以上の強さを見て取れた感じがします。交流競走でも賑わせてもらいたいですね。2着キヨミラクルも今後が楽しみな1頭といえましょう。

<6/5・名古屋・東海ダービー>
最終日は名古屋。1番人気はカキツバタロイヤル。前2戦連勝からここも勝つかと思われたが、ここを制したのは牝馬ダイナマイトボディ。これは見事な逃げ切りでした。2着も牝馬トウホクビジンで牝馬のワンツー。カキツバタロイヤルは追い上げ届かず3着。馬体自体より走りっぷりがダイナマイトだったか・・・。


と、今年も各地のダービーが終わりました。
今後は中には中央馬と戦う馬もいるでしょう。更なる飛躍を目指してほしいものであります。
5/16

GWの交流重賞の回顧及び南関絡みの話題を。

まずは交流重賞。かしわ記念から。
勝ったエスポワールシチーは完全に本格化したといっていいでしょう。当日かなり雨も降っていた馬場でしたがそれも苦にしない見事な勝ちっぷり。何せまだ4歳ですから、これからどこまで強くなっていくのか非常に楽しみですね。残念なのはカネヒキリ。G1勝利新記録がならなかっただけでなく、その後骨折が判明。またも休養を余儀なくされることになってしまいました。年齢が年齢だけにもう引退させてもいいのでは、と思うのは私だけじゃないと思う・・・。

3日のかきつばた記念。レース的には特にコメントもないのだが・・・(笑)。
スマートファルコン、このあとはさきたま杯だって!?どんだけ重賞で稼ぐねん、君は!!(笑)ただ、交流競走の場合は純粋に賞金を持っている馬が優先されるので、高額賞金を稼いでいる高齢馬がどうしても優先されてしまうという事情はあるんですよね。そのためには全国行脚をしてでも稼がないと出たいレースに出られないのも事実。それもこれも、JBCに出るための手段・・・なんでしょうね。

兵庫チャンピオンシップはスーニが圧倒的人気だったのですが、勝ったのはゴールデンチケットでした。う〜ん、園田だと強いなぁ、ユタカさんは。この馬は毎日杯2着もあるだけに、決してダート一辺倒の馬じゃないのも強みかな。このあとはダービーですか(笑)。まあ、芝実績もある馬だけに去年のあの馬とはまた違う結果にはなりそうですがどうなることでしょう。


最後に南関の話題を。
南関も3冠路線の真っ只中ですが、先日牝馬2冠目の東京プリンセス賞が行われましたが、ネフェルメモリー強かったですね。これで同世代の牝馬相手では敵なしといっていいでしょう。このあとはどうするのかな?これで牡馬相手に東京ダービーに挑むのか?あるいは関東オークスで中央馬を相手に戦うのか?いずれにしても、次は更なる強豪が相手となりそうです。
5/3

GWもすでに前半が終了。
明日から3日連続で交流重賞が続きますね。
この時期恒例の交流重賞予想でございます。


<5/4・かきつばた記念・名古屋1400m・Jpn3>
◎ 2 スマートファルコン
○10 トーセンブライト
▲12 キングスゾーン

・・・ここはこの3頭で良さそう。
特にスマートファルコンは何をどうやっても逆らえません。ここもおそらく圧倒的人気になるでしょうが、あっさりそれに応えてしまいそう。それにしてもいつになったらG1に登場するのだ、君は(^^;)
相手も中央勢では勢いのあるトーセンブライト、地元実績馬のキングスゾーンで。全体的に高齢馬多いのう・・・。


<5/5・かしわ記念・船橋1600m・Jpn1>
◎ 6 エスポワールシチー
○11 カネヒキリ
▲12 フリオーソ
△10 フェラーリピサ

・・・やはり実績上位のカネヒキリが有利ではあると思います。が、ここはあえて、成長著しい4歳馬エスポワールシチーの逆転に期待をしたいですね。馬場状態も選ばない馬なので、地方の馬場も問題ないのではないでしょうか。
カネヒキリは「G1の8勝目の壁」がどうか、でしょうね。力は言うまでもないのですが・・・。あとは地元のレースなら買っておきたいフリオーソ。フェラーリピサはこの条件では上位3頭とは差があるのかな・・・というのも感じますが、その次くらいには押さえておきたいところですね。


<5/6・兵庫チャンピオンシップ・園田1870m・Jpn2>
◎12 スーニ
○ 6 カラテチョップ
▲ 7 ゴールデンチケット
△ 1 シルクダンディー

・・・え〜、もうスーニについては何も言うことないでしょう(笑)。前走59kg背負って差し切り勝ちって・・・アンタ化け物か(^^;)。
というわけで、2着争いが焦点ですね。個人的にはカラテチョップには地元の期待馬で頑張ってもらいたいんですが・・・中央勢がライバルになりそうですね。
3/26

ちょっと更新が空いてしまってすみません。その間にも交流重賞がいくつか行われましたね。
ダイオライト記念はフリオーソやっぱり強すぎ(笑)。最後の直線の映像、正面からのアングルになってましたがこれもやはりフリオーソが強すぎるからこそ出来る芸当なのかもしれません(笑)。
高知の黒船賞はトーセンブライトですか。ここはフェラーリピサが圧倒的に人気していたのですがそれだけにお見事でした。3着のフサイチバルドルは更にお見事でしたが。
そして昨日の名古屋大賞典・・・・・配当にかんしてはもう「笑うしかない」ですね(^^;)3連複110円、3連単320円てなんですかー!!!しかしながらまあ、どう考えてもあの3頭以外の組み合わせって考えられないし・・・しょうがないといえばしょうがないわけですが。ところでスマートファルコン、次走はどうするんでしょ。距離不問なのでかしわ記念でも十分勝負になりそうですが、少し間隔をあけて帝王賞でもいいかもしれない。いずれにしても交流G1での活躍が期待されるところであります。

話は変わりまして、今度の日曜日に行われますのがばんえいのビッグレース、ばんえい記念。ばんえいでは最も重い1トンの重量を引くレースはまさに過酷そのもの。それだけに、ばんえいのチャンピオン決定戦というのもうなずけます。

まだ枠順は発表になってませんが、ここで予想したいと思います。

<ばんえい記念・BG1オープン>
◎ トモエパワー
○ ミサイルテンリュウ
▲ スーパークリントン
△ カネサブラック

・・・以前も書きましたが、ばんえい記念は勢いより経験重視。それだけに2連覇3連覇という馬が多いんですね。重い重量でこそ力を発揮する馬がいるというのもあるでしょう。トモエパワーは目下連勝中、今回勝てば3連覇となりますがその前にはスーパーペガサスが4連覇したというのもありますから、ぜひそれに追いつけ追い越せでいってもらいたいものです。
ミサイルテンリュウも重くなるほど力を出すタイプですね。こういう馬のほうが、ことこのレースに関しては狙えるのではないかと思います。
あとは上昇気配のスーパークリントン。カネサブラックは勢いは申し分ないのですが、やはりこの1トンは勝手が違うのではないかな。昨年、ナリタボブサップが同じような感じで挑みましたが見事に跳ね返されたというのもありますし。そのボブサップは2度目の挑戦になりますが、まだ1トンを克服するには足りないかな〜という気がします。頑張ってほしい馬ではあるのですが。
2/27

先日の園田のゴールデンジョッキーカップ、内田利雄騎手が総合優勝を飾りました。いや、ミスターピンク、まだまだ健在ですね。この方には心からの賛辞を送ると共に、ますますのご活躍を願うばかりであります。

今週行われました川崎のエンプレス杯。ニシノナースコールが優勝し、見事引退レースを飾りました。ついこの間引退レースを勝ってその後引退撤回したような馬がいたと思うが・・・こちらはそのまま繁殖入り・・・ですよね?(笑)
左回りコースでは滅法強い馬でしたね。この後はいいお母さんになって、自身を超えるような産駒を出してほしいものです。
2着は逃げ粘ったシスターエレキング。これは驚きました。展開の利もあったとはいえ、ヤマトマリオンに勝つとは・・・というか、ヤマトマリオンの行きっぷりが悪かったのも事実。原因は明らかに馬場でしょうね。ユキチャンも馬場に泣かされたといえるでしょう。
今回で改めて感じたのは、地方馬が中央馬と対等に走るには「逃げる」しかありません。後ろから行って中央馬を差すのは至難の業です。フリオーソもそうですが、地方馬は逃げてナンボですね。逆に、明らかに逃げるだろう地方馬がいたら、押さえて買っておくのも手でしょう。当然、能力は考慮すべきではありますが。
2/18

このたび、ダートグレード競走のガイドブックができたそうで、全国の地方競馬場などで順次配布されるようですね。今までダートグレードに特化したような冊子って見かけなかったのでどんなものか興味ありますね。


さてさて、明日は園田競馬場でゴールデンジョッキーカップが行われます。ご存知のように、全国から2000勝以上のジョッキーが集まるシリーズとしておなじみですね。全国の騎手を集めて行われるイベントはいろいろありますが、わたしゃなんといってもこれがベストなんだなと思いますね(笑)
船橋の張田騎手の辞退で11名の参加となりましたが、今年も強力な顔ぶれが揃いましたね。JRA勢は小牧、岩田、内田と元地方勢ばかりですが(^^;)2000勝以上となればこれも仕方がないか。岩田騎手はおそらく園田時代の勝負服で挑むでしょうが、内博さんは大井時代のを使うのか、太さんはどうなのか・・・そのあたりも気になったりします(笑)
個人的に注目は高知から参戦の西川騎手ですね。正直、どんな人かよく知らなかったりするのですが(おい)、騎乗馬を見るとなかなかの顔ぶれだけに結構期待できるかもしれません。

実は、早くも来年のこのシリーズが楽しみだったりします。というのも、横山典騎手が順調に行けば今年中の2000勝達成が確実なだけに、そうなるとおそらく来年の出場騎手として選ばれる可能性が高いのであります。JRAの生え抜き騎手はなかなかこのシリーズに出るのは難しいだけに、非常に楽しみなのですが・・・。
2/13

まずは11日に行われた佐賀記念の回顧から。
勝ったスマートファルコンはさすがと言うか当然の如くと言うか・・・ここでは格が違いすぎました。単勝110円というところからもそれが伺えます。
2,3着のロールオブザダイスとクリーンですが、これは現時点における両馬の力差といえるかもしれませんね。ともにオープンに上がって間もないだけに極端な差はないのですが、オープン、重賞レースの経験値が微妙に出たか。
個人的には地元のワンパクメロがどこまでやってくれるのかを注目していたのですが、見せ場らしいところは作れましたが、やはりこれが目一杯でしょうね。馬券には絡めなくとも、せめて地方馬最先着を果たしてほしかったのだが・・・。


そして先日かなり話題にもなりましたが、船橋競馬場でこれまでの3連単最高配当記録を塗り替える19,110,000円というのが飛び出しました。ちなみに票が入ったのはわずかに1票。つまり、たった一人でこのレースの売り上げを独占しちゃったわけですか・・・。
別のところでも書きましたが、特払いとか最高配当が頻繁にニュースになるあたり、地方競馬の3連単の売り上げってこんなものなのかなあと思ってしまいます。まあ、平日の平場のレースだからさほど注目されないのは仕方がありませんが・・・。
1/30

3連単で当っても900円じゃなあ(苦笑)

川崎記念は圧倒的人気だったカネヒキリが勝利しましたが、これは着差以上の楽勝だったといっていいでしょう。
今回のレースの鍵を握ったのはフリオーソの出方でしたが、最初から逃げて主導権をとっていましたが、結果的にはこれがうまくいったようです。この馬に限らずですが、地方馬で中央に太刀打ちするには逃げて粘りこむしかないのではないかというのが現状です。追い込んで差しきって勝とうなんてのは一線級相手ではまず通用しません。
サクセスブロッケンはフリオーソに先手を奪われたのが痛かったですね。オマケにカネヒキリにまで先に行かれては勝ち目は全くと言っていいほどありません。内枠というのも、スタートがうまくいけばいいが失敗すれば逆にハンデとなるだけに、これも良し悪しか。ブルーコンコルドは調子はいい意味で持続していますね。ボランタスは相手関係が楽なレースで改めて、といったところでしょうか。

カネヒキリは今度はフェブラリーSということになりますが、何やらここにはダイワスカーレットが出てくるそうで。これも楽しみですね。
1/27

明日行われます川崎記念の展望です。
川崎記念・・・一度生観戦してみたいのですが。来年はできるかなあ?
(川崎競馬場にはJBCで1度行ったことあり)

<1/28・川崎記念・川崎2100m・Jpn1>
◎ 3 カネヒキリ
○ 2 サクセスブロッケン
▲11 フリオーソ
△ 7 ボンネビルレコード

・・・JCダート、東京大賞典の2レースで思ったのは個々の馬の力差というものが結構はっきりしてきたかな?という点ですね。カネヒキリの◎はルメールが乗る以上、しょうがないでしょう。ヴァーミリアン&万全な状態の武豊が相手だったら勝負付けは済んでいないと思いますが、他との差は明らかです。サクセスブロッケンはカネヒキリよりは下の評価にはなりますが、東京大賞典で力を見せたようにここでは2番手評価が妥当でしょう。
フリオーソとボンネビルレコードも徐々に差がついているような気がします。年齢的なものもあるのでしょうが・・・。それにしてもこの2頭、やはり中央の超一線級が相手だと歯が立たないのかなあ。
他ですが、ブルーコンコルドはさすがに距離長すぎ(年齢的な衰えよりこっちを懸念)、ボランタスは未知の魅力はありますが現状ではなんとも言えない・・・といったところでしょうか。

馬券は買いに行きませんが、買うとすれば3連単。
カネヒキリ→サクセスブロッケン→フリオーソ&ボンネビル。
少しひねれば、カネヒキリ→フリオーソ→サクセスで。
1/21

今年から、交流重賞の回顧もできるだけやっていきたいと思います。G1(Jpn1)についてはこれまでどおり、展望も行う予定です。


まずは、本日行われましたTCK女王盃について。

一言でいえば、この状態は当分続くのだろうな、ということですね。
ヤマトマリオンとユキチャン、ユキチャンとそれ以外の馬の間には大きな大きな差がある、というのを感じさせられました。
ヤマトマリオンはスタート出遅れもなんのその、徐々に順位を上げていき、直線では逃げ込みを図るユキチャンを差しきって勝利。やはりこの馬、牡馬とも対等に戦っているだけあって牝馬相手では格が違いすぎます。
ユキチャンは終始スムーズなレースができていただけに、最後交わされたのは純粋に馬の力の差としかいいようがありません。他の馬との勝負付けは済んだといってもいいのですが、ヤマトマリオンの壁は分厚すぎます。これを倒すのは容易ではなさそうですね・・・。
3着にはパノラマビューティが入り、南関勢の意地を見せました。3番手以降については大きな差はなさそうなので、3着だったら地方馬でも入れる余地はありそうですね。もちろん、力上位でないと通用しないというのは言うまでもありませんが。
あと、アルコセニョーラはダートは完全にダメダメだったようで。これで芝路線に専念でしょうね。

次走はおそらくはエンプレス杯でしょうが、よほどのことがない限り上位2頭の序列は変わらないだろうなあ・・・。
1/19

2009年の地方競馬最初の話題は、NARグランプリです。

2008NARグランプリの表彰馬、表彰者が発表されました。
(一覧はこちらから)

年度代表馬はフリオーソ。これは誰もが納得でしょう。そして、同馬のパートナーである戸崎騎手が最優秀騎手に選ばれましたが、これも当然といったところでしょうか。それにしても川島先生は凄すぎです。

その他も概ね納得な結果といえそうですね。
ばんえいはナリタボブサップですか。やはり1年を通しての活躍が評価されたのかな。

気になる点をあげるとすれば、最優秀アラブが該当馬なしとなりましたが、そもそもアラブの競走馬がいなくなりつつあるだけにもう廃止となっても仕方がないと思います。

優秀新人騎手については文句なしでしょう。
女性騎手は別府騎手の単独表彰かと思っていましたが。

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