2007年の海外競馬
12/5

しばらく更新が途絶えてしまってすみません(^^;)本当はジャパンカップあたりでもやらないといけなかったのでしょうが、如何せん外国馬の素性がわかりづらくて・・・。
しかしながら、今回は取り上げないといけませんね!
暮れの海外競馬の風物詩となりました香港国際競走。今年は、馬インフルエンザ等の問題もあり、日本馬の遠征は例年より少ない2頭。しかし両馬とも、期待は持てそうです。

<スプリント>
元々日本馬の出番がないレース(苦笑)。もっとも、今年は日本馬の出走はありません。地元勢も世代交代もあってか、これといった馬が見当たらない。注目は、南半球年度代表馬のミスアンドレッティ。よほどの道悪にならない限りは好走しそうです。

<ヴァーズ>
こちらも日本馬の出走はなし。ここの目玉は「あの」ディラントーマスが出てきます。ジャパンカップを検疫問題で出走できなかった腹いせ?の大激走はあるでしょうか?ここも勝つとホンマもんのバケモンですが。他ではこちらもお馴染みのレッドロックス。デットーリ様騎乗のようです。

<マイル>
安田記念にも出走した地元勢は強力。しかし、それらの馬に先着したコンゴウリキシオーにも十分チャンスはあります。うまく先行集団につけられれば勝ち負けまでいけるのではないでしょうか。他では3歳牝馬、ダルジナ。欧州牝馬はお強いですからね〜。

<カップ>
おそらく頭数むちゃくちゃ少なさそう(苦笑)。QEU覇者ビバパタカに相対するシャドウゲイト、の見方が強いか。頭数が少ない分、有利にレースを運べればチャンスはあります。カツハルさんって、もしかしたら海外のほうがプレッシャーなくレースできるのでは?とも思ったりして・・・・。
10/30

 ブリーダーズカップも終了しました。ターフとクラシックのみではありますが、簡単な感想を。

<ターフ>
道悪競馬だったようで、この手の馬場が苦手だったディラントーマスはこの時点で苦しかったようですね。どうやらこのまま種牡馬入り・・・っぽいような。
ここを勝ったのはイングリッシュチャンネル。プレッチャー軍団、今年はBCでの勝利をものにすることができましたね。これがまた圧勝!世界の芝路線ランキングがこれでどうなるかわかりませんが、この馬も上位に名を連ねてくることは間違いないでしょう。ただどうやらこれで引退らしいのがちょっと残念。今後は種牡馬として期待です。

<クラシック>
実質「世界ダート最強馬決定戦」といってもいい内容でしたが、制したのは3歳馬カーリンでした。直線ではハードスパンとの一騎打ちから抜け出し完勝。人気の古馬、ロイヤーロンはもうひとつでしたね。馬場が原因だったのかな?
カーリンはまだ3歳だけに、来年のドバイWCにおいても最有力候補といっていいでしょう。日本馬にとってはまたまた分厚い壁となりそう・・・。
そして、残念なことにジョージワシントンが故障、安楽死という非常に悲しい結果となってしまいました。一時は引退も現役復帰、芝ダート問わず幅広い活躍を見せていたのですが・・・・・・。ご冥福をお祈りします。
10/25

今週末は日本では天皇賞が行われますが、アメリカでは年に一度の競馬のお祭り「ブリーダーズカップ」が行われます。今年の開催地はモンマスパーク。BC開催地としては初めてとのことです。
BCといえばご存知、1日のうちにクラシック、ターフ、マイル、スプリント、ディスタフなどなどが行われます。というわけで全部を展望するのは無理があるので(笑)、ここでは特に主要と思われるターフとクラシックの2レースの展望をしたいと思います。

まずはターフ。
なんといっても注目はディラントーマスではないでしょうか。
キングジョージを勝ち、そして凱旋門賞も勝ちました。間違いなく、今の芝路線においてはナンバーワンホースといえましょう。今回は完璧アウェーとなりますが、どうなりますか。
その他、昨年のこのレース覇者レッドロックス、日本でもお馴染みのベタートークナウなども出走予定ですが、やっぱりディラン様の走りが楽しみです。

お次はクラシック。
こちらは今年のいきのいい3歳勢に注目。
ケンタッキーダービー馬ストリートセンス、プリークネスS勝ち馬カーリン、クラシックでも好走したハードスパンに夏場一気に力をつけたエニーギヴンサタデー。
迎え撃つ古馬勢はやはりロイヤーロンが筆頭格か。この馬も相当強いだけに3歳馬何するものぞといったところでしょうか。
クラシックはまさに役者揃い。栄冠を手にするのはどの馬でしょう!?
10/4

凱旋門賞がいよいよ今週末に迫ってまいりました。
出走馬の登録も出ましたね。

本当は枠順が出てから予想したかったのですが、もう今出しちゃいます(笑)

◎ オーソライズド
○ ソルジャーオブフォーチュン
▲ ザンベジサン
△ マンデシャ
△ ディラントーマス

・・・一言。オブライエン軍団多すぎ(^^;)
それだけ今回は力が入っているといえましょう。が、本命はやはりオーソライズドなんですわ。英ダービーを見てから「この馬だ!」と思ってきたので、ここは初志貫徹です。
相手筆頭はオブライエン軍団の3歳馬、ソルジャーオブフォーチュン。これはなんといっても「凱旋門賞に直結する」ニエル賞の勝ち馬です。この馬が勝てば「ニエル賞勝ち馬じゃなきゃ凱旋門は取れない」と断言してもいいでしょう。
そしてロンシャンはやはりフランス馬、のザンベジサン。地の利という点では圧倒的に強いと思われます。
・・・勝つならこの3頭のどれか、と見ていますが2着争いで牝馬のマンデシャ、古馬代表でディラントーマスを挙げたいですね。
8/28

凱旋門賞まで残すところおよそ1ヶ月となりました。
残念ながら日本のウオッカ、メイショウサムソンは参戦を断念となってしまいました。馬インフルエンザの影響という不運もあって余計に残念であります。

というわけで日本馬はいませんが、一方で参戦してきたらぜひとも注目したい馬というのも何頭かいますね。私個人的注目馬として2頭挙げます。
まずは、このコーナーでも再三取り上げております今年の英ダービー馬、オーソライズド。ダービー後のエクリプスSはまさかの敗戦を喫しましたが、先日のインターナショナルSでは見事勝利。あの時にやられたノットナウケイトに雪辱を果たしました。ブックメーカーでも現時点では1番人気とやはり「最右翼」ですね。
もう1頭は、こちらも3歳、しかも牝馬のピーピングフォーン。こちらも先日行われましたヨークシャーオークスを完勝。G1を4連勝と勢いに乗っています。牡馬一線級との対戦はまだありませんが、未知の魅力という点で楽しみな1頭です。何せ今年は世界的に3歳牝馬の当たり年だけに、もしかしてもしかしたら・・・?
8/14

先日、2006−07サラブレッドランキングが発表となりました。
(ランキング表はこちら

2006年8月〜2007年7月までの世界ランキングで、主にランクインしているのはオーストラリアや香港など、南半球の活躍馬が多いですね。
対象レースもドバイやオーストラリアが中心となっています。とりわけ、ドバイの活躍馬が軒並み上位に入っており、ドバイWCを勝ったインヴァソールが1位。
そして、ドバイDFの勝ち馬アドマイヤムーンが2位にランクされました。
その他日本勢ではデルタブルースが8位、ポップロックが33位、ソングオブウインドが45位となってました。
対象となっているのがドバイ、香港、オーストラリアのレースの馬ばかりなので、日本のレースは対象外のようですね。ダイワメジャーが入ってないのはそのためでしょう。
7/10

日本勢、残念でしたね・・・。

キャッシュコールマイルはレディオブヴェニスが優勝。2着プレシャスキティン、3着プライスタグと米国勢の上位独占で終わりました。
日本勢はキストゥヘヴンが4着、ディアデラノビアが5着、そしてコイウタは大きく離された最下位という結果に終わってしまいました。もっともコイウタの場合は直前になって負担重量の変更があるなどゴタゴタもあったようで・・・そういう意味でも不本意な結果でした。「G1」と「JPN1」の違いがもたらした影響がこういうところで浮き彫りとなろうとは・・・。
翌日のアメリカンオークス。ローブデコルテはうまく先手を取れず道中は苦しい展開に。最後伸びてくるも5着でした。スタートダッシュがうまくいかなかったのが大きな敗因だったか。勝ったのは「あの」プレッチャー厩舎のパンティーレイドでした。さすがというかなんというか。
遠征した各馬にはねぎらいの言葉をかけてやりたいですね。

さて、海外ネタをもうひとつ。
私が個人的に先週末に注目していたのが英国のエクリプス賞でした。お目当ては今年のダービー馬、オーソライズド。凱旋門賞までこの馬の動向は追いかけるつもりです(笑)
古馬初対戦となったこのレースでしたが、3番人気のノットナウケイトに敗れてしまいました。この敗戦がこの後にどう影響するでしょうか。3着には現役復帰のジョージワシントンが入りました。
7/5

いよいよやってまいりました、キャッシュコールマイルとアメリカンオークス。
今週末はハリウッドパーク競馬場から目が離せません。

まずは6日夜(日本時間で7日の昼)に行われるキャッシュコールマイルから。
ここにはコイウタ、キストゥヘヴン、そしてディアデラノビアの3頭が揃い踏みとなりました。
もちろんこの3頭いずれにもチャンスはあると思いますが、迎え撃つ強敵は「あの」ウエイトアホワイル。昨年のアメリカンオークスでアサヒライジングを破った馬です。今年もまた日本馬の壁になるのか〜!?
その他人気になっているのがプライスタグとレディオブヴェニスですね。
今年も日本勢には頑張ってもらいたいところですが今のところのオッズはみんな10倍以上ついていますね・・・楽観視はできなさそうかなあ(弱気)

そして7日(日本時間で8日の朝)に行われるアメリカンオークス。3年連続で日本馬挑戦となった今年の参戦馬は、オークス馬ローブデコルテ。
過去2年と異なり外国産馬、しかも米国産とあってある意味「凱旋レース」ともいえましょうか。現地サイトでは馬名のあとに「JPN」がないから一瞬「あれ?」と思ってしまいました。(あの表記はは生産国を意味しますからね)
んで、こちらですが現地の予想オッズでは今のところ1番人気になっているようです。これはチャンスありか?
こちらはグリーンチャンネルでの中継もあるそうなので楽しみです。

と思った矢先。
ウエイトアホワイルが出走回避だそうです。
強敵がいなくなったことで日本馬にもチャンスは広がったかな?
6/26

昨年度の世界ランキングの1位にして、現在のサラブレッド世界ランキングでも堂々の1位に君臨している「世界最強馬」インヴァソール。今年に入ってからもドバイWCを勝つなどまさに順風満帆だったこの馬ですが・・・なんと、電撃引退のニュースが飛び込んでまいりました。
調教中に骨折してしまったのが原因だったようです。
やはりこれほどの馬だけに、これ以上の無理はさせたくなかったのでしょう。今後は種牡馬として、世界最強のDNAを広げていってもらいたいですね。
6/10

日本ではウオッカが64年ぶりに牝馬によるダービー制覇を成し遂げましたが、アメリカではなんと102年ぶりの快挙達成となりました。
米三冠最終戦、ベルモントSを制したのは牝馬のラグストゥリッチズ。断然人気のカーリンを競り負かし(VTRで見たけど強え〜勝ち方やった)1905年(日本じゃ明治時代!)以来の牝馬優勝。当たり前だけど・・・この1905年当時を知っている人はいないでしょうね〜(笑)
こうなるとあれですかね、今年のこの後の最大目標はBCディスタフじゃなくてBCクラシックのほう?でもこの馬だったら、そういう期待も持てそうですね。
ウオッカともども、今後の競馬界をリードする牝馬としてますます大注目です。
・・・・しかしまあ、今年ほど世界中で3歳牝馬がクローズアップされた年もないでしょうね。まさに今、「時代は牝馬」なのでしょうか!?
6/3

凱旋門賞を目指す日本馬に、超強力なライバル登場です。
2日に行われた英ダービー、圧倒的人気に押されていたオーソライズドが2着に5馬身差の圧勝。デットーリ騎手はこのレース初勝利となりました。
あれほど大レースを勝ちまくっているフランキー様でも勝てなかったのがこの「ダービー」。しかし今回ついに念願の「ダービージョッキー」の仲間入りとなりました。
モンジュー産駒の同馬、やはりこのあとの最大の目標は凱旋門賞となるのでしょうか。そうなると、ウオッカなど日本馬にとっては非常に手ごわい相手が出てくることになりますね。
おそらく今のところ「凱旋門に最も近い馬」といえましょうか。日本のファンにとっても、このオーソライズドという名前は覚えておいたほうがよさそうです。
5/24

まずはやはりなんといいましてもシンガポール航空国際カップ!
シャドウゲイト、おめでとう!!そして日本馬ワンツー!よくやった!!
今年はシャドウゲイトのほうがやってくれるのではないかという予想が当たったのもさることながら、レース内容も横綱相撲の強さでしたね。
勝春騎手はこれで久々のG1勝利に続き海外G1ジョッキーにもなってしまいました。こうなると今週末のダービーも・・・?
2着のコスモバルクも一旦差されてからの差し返しにはこの馬の意地を見て取ることができました。やはりディフェンディングチャンプは伊達じゃない。
このあとは両馬とも宝塚記念を予定しているとのことですが、まずは無事に帰国してほしいですね。昨年のことがあっただけに・・・。

お次は米三冠の第2戦、プリークネスS。
こちらはケンタッキーダービーで3着だったカーリンが雪辱を果たしました。
ケンタッキーダービー馬ストリートセンスは2着、そして同レースで2着だったハードスパンが3着と、今年の米三冠は「3強」の様相になっているようですね。
残るはベルモントSとなるわけですが・・・ここでハードスパンが優勝したらまさに3強がそれぞれタイトルを分け合う形となりますね(笑)

そして今や夏の恒例行事?となったアメリカンオークス、今年も日本馬の参戦がいろいろ取りざたされているようです。
オークスを勝ったローブデコルテが参戦表明の他、ピンクカメオも参戦に前向きな姿勢とか。古馬のキャッシュコールマイルにはコイウタが参戦へ、など、今年も「大和撫子」の米国参りはにぎやかになりそうです(笑)
5/14

今月上旬に行われた海外の大レースをダイジェストで振り返りたいと思います。

<ケンタッキーダービー>
どの馬が勝っても「歴史的勝利」の側面があったレースでしたが、今回制したのは2歳チャンピオンのストリートセンスでした。BCジュヴェナイル勝ち馬のケンタッキーダービー勝利は初めてのこと。そういえば、近年は日本でも2歳チャンピオンがクラシックを勝てなくなっていますが米国でも同じようなケースだったんですね。しかしながら今回の勝利でそのジンクスを払拭、次回は「2冠目」のプリークネスSです。
2着にはハードスパン、話題のカーリンは3着に終わりました。

<英2000&1000ギニー>
2000ギニーのほうは大本命候補だったテオフィロが直前に回避、どうやらダービーも回避の予定ですね。そんなこんなで一転、大混戦の様相となったわけでしたが、勝ったのは伏兵のコックニーレベル。鞍上はご存知、ペリエ騎手。2000ギニーは初制覇となりました。
一方、牝馬の1000ギニーは人気のフィンスケールビオが優勝。アイルランド産の牝馬ですね。これは強いなあと思っていたらなんと!その余韻に浸るでもなく、仏1000ギニーに連闘とのこと!ひえ〜、日本だったら考えられないローテーションだわ。(輸送云々もさることながら、G1連闘なんてオグリキャップの時代じゃないんだから^^;)
その仏1000ギニー、結果は2着でした。しかしそれでも臨戦過程を考えるとすごいとしか言い様がありませんね。

今週末はなんといってもシンガポール!
昨年のコスモバルクの快挙は記憶に新しいところですが、そのコスモバルクが連覇を狙って今年も登場します!
また、シャドウゲイトも参戦とあって昨年以上に盛り上がること間違いなしでしょう!私はどちらかというと、今年はシャドウゲイトのほうにチャンスがあるのではないかと思うのですが・・・。
5/4

この週末は海外競馬の話題が盛りだくさんとなっております。
まずは、昨年ゴドルフィンに移籍したユートピアが今月、移籍後初のレースとして米ベルモントパーク競馬場で行われたレースに出走、見事勝利を収めました。
レースは6頭立てでしたが、ブランクを感じさせない走りのようでした。
今後どのレースに出走するのかは分かりませんが、秋にはぜひともJCダートでの姿が見たいところですね。

明日5日はケンタッキーダービーですね。
今年も楽しみな顔ぶれが揃いましたが、中でも注目は勢いナンバーワンのカーリン。3歳になってデビューした馬が優勝すればなんと125年ぶり(日本だと明治時代ですぜ!!)の快挙というからいやが上にも注目は増します。
2歳チャンピオンのストリートセンスをはじめとするライバルたちも強力ですが、カーリンの強さは本物ではないだろうかと思うのですが、どうなりますか。

同日には英2000ギニーも行われます。
本日枠順発表となりましたが・・・なんと大本命候補だったテオフィロの名前がありません!これは何かがあったのでしょうか・・・。
こちらは一気に波乱の様相?なんでしょうか。
5/1

いや〜、アドマイヤムーン、健闘も残念ながら3着に終わってしまいました。
先日の香港のクイーンエリザベス2世カップ、人気を集めていたアドマイヤムーンは最後届かずの3着、そして最大のライバル、ヴェンジャンスオブレインは好位でレースを進めていたが2着でした。
勝ったのはキネーン騎乗のビバパタカ。香港名「爆冷」ですか(笑)インパクトのある名前同様、レースぶりも非常にインパクトのあるものでした。今後どういうレースを使っていくのか非常に楽しみな1頭です。
キネーンといえば、その前に行われたチャンピオンズマイルでも人気薄のエイブルワンで優勝。まさにこの日は「キネーンデー」でしたね。
このエイブルワンも安田記念の予備登録があるので、もしかしたらこの馬もやってくるかもしれませんね。早くも安田記念が楽しみとなってきました。

さて海の向こうのクラシックもいよいよ本番ですね。
アメリカでは今週末にケンタッキーダービー、イギリスは1000&2000ギニー。
今度は若き馬たちの走りが注目を集めそうです。
4/26

ドバイの次は・・・香港です。
今週末、天皇賞が終わったら香港に注目!!

チャンピオンマイル、クイーンエリザベス2世カップともども目が離せないレースですね。
チャンピオンマイルは、昨年の安田記念の覇者で先のドバイWCでも3着に入ったブリッシュラック、昨年の香港マイルの勝ち馬ザデューク、ドバイヂューティーフリーでアドマイヤムーンの2着だったリンガリ、やはり安田記念3着だったジョイフルウイナー、このあたりが上位を形成することになるでしょうか。
これらの馬は今年の安田記念でも予備登録がされているので、いずれにしてもこれらの馬がこぞって安田記念に出てきたら日本馬にとってはかなりの脅威となることは間違いなさそうです。
一方のQEUはなんといってもアドマイヤムーンですね。
先のドバイでの鮮やかな勝利が記憶に新しいところですが、今回もそれ以上のパフォーマンスが期待されるところです。
ライバルはおそらくドバイシーマクラシックを勝ったヴェンジャンスオブレインでしょうか。先のドバイと違って今回はホーム。しかし、ムーンは昨年の香港カップで先着していますし、2000mならムーン優位ではないかと思います。何より、あの世界の女傑プライド相手に堂々の走りを見せたわけですから。
4/3

去る3月31日に行われましたドバイワールドカップ。
日本馬の活躍もありましたね〜。改めて、それぞれのレースについての感想を述べるとします。

<ゴドルフィンマイル>
フサイチリシャールは道中好位につけていたものの、最後は及ばずでした。6着という着順はこの馬の現状を考えるとまあ、そんなに悲観するほどでもないかな。勝ち馬はスプリングアットラスト。文字通り「ついに春が来た」でしょうか。

<UAEダービー>
ビクトリーテツニーは日本での実績を考えると「大善戦」でしょう。
勝ったのはアジアティックボーイ。前哨戦に続く圧勝とあって、地元の3歳ではもはや敵なしか。今後の動向が注目ですね。

<ドバイゴールデンシャヒーン>
日本馬はいずれも大敗。やはりスプリントで好走するのは難しいか。
勝ったのはケリーズランディング。デットーリ様です。やはりフランキー、決してタダでは帰りません(笑)

<ドバイシーマクラシック>
ポップロックは最初の出遅れが痛かったですね。道中のペースがかなりゆったりとなっただけに、追い上げも届かずという形になってしまいました。
ここを制したのは香港のヴェンジャンスオブレイン。香港の中長距離界ではトップクラスの馬ですが、今回香港以外でも勝てたということで、もし来日するようなことがあったら日本馬にとってはかなり強力なライバルになりそうです。

<ドバイデューティーフリー>
アドマイヤムーン!!強かった!!昨年暮れの香港から本格化の兆しが見えていましたがどうやら完全に勢いづいています。勝ち方も見事でした。このあとは香港でレースらしいですが、日本での凱旋レースも待たれますね。
もしかしたら、今年の年度代表馬に一番近いのはこの馬かもしれません。それぐらい充実感がみられます。
一方のダイワメジャーも3着。道中積極的にレースを進めていましたが最後差されてしまいましたね。それでも海外初挑戦だったことをかんがえるとよくやったと思います。
・・・一方、ライバルと目されていた米国勢は惨憺たる成績。イングリッシュチャンネルとミエスクズアプルーヴァルとラヴァマンはどうしちゃったんでしょ?

<ドバイWC>
戦前の予想は「2強対決」。終わって見ればインヴァソールの圧勝。
最後の直線はプレミアムタップとの叩き合いを制しました。世界ナンバーワンだけのことはありましたね。
ヴァーミリアンはこのメンバーを考えるとよくやったと思います。もっとも、3着のブリッシュラックには驚かされましたが。今年も安田記念来るのか?この馬・・・。
で、ディスクリートキャットはなんとシンガリ負け。明らかに本調子ではありませんでした。何でもノドの疾患を患ったというような話もあるらしいそうで・・・ちょっと気になる話ですね。
3/28

さあ、いよいよ今週末はアラブの国のお祭りイベント、ドバイワールドカップです。日本馬の活躍もあって、ますます注目度も高くなってきてますね。
考えてみれば、ホクトベガが異国の星になってからはや10年・・・その間、WCこそあと一歩で勝ててませんが、この国でG1ウイナーとなった馬も出てきています。時代の進歩を感じますね。

ということで見所なんぞを・・・。


<ゴドルフィンマイル>
昨年はユートピアの勝利で沸いたレース。
今年はフサイチリシャールが参戦予定。鞍上はスミヨン騎手。
馴染みのところでは日本にもやってきた「珍品(笑)」ことコートマスターピースがいますね。あとは地元の馬とか南半球の馬とかが多くてわからん(笑)

<UAEダービー>
日本からはビクトリーテツニーが出走予定。
55kgで出られるのは好材料かな。
ライバル馬は・・・ここもよくわからん。

<ドバイゴールデンシャヒーン>
日本からは森厩舎から2頭。
ここの注目はBCスプリントを勝ったソーズエコーが人気になりそうか。
スプリント戦は米国勢が有利っぽいかな・・・。

<ドバイシーマクラシック>
昨年、ハーツクライが逃げ切り勝ちをしたレースですね。
今年はポップロックが登場予定。すでに海外はオーストラリアで経験済みだけに、今年もアッといわせてくれる期待は高そうですね。
BCターフ勝ち馬レッドロックス、英ダービー馬サーパーシーがやはり最大のライバルとなるか。

<ドバイデューティーフリー>
アドマイヤムーン、ダイワメジャーともに実績は海外の一流どころに引けはとりません。より上位に期待ができるのはムーンかな。
強敵は米国勢。オールマイティーさがウリのラヴァマン、BCマイル勝ちのミエスクズアプルーヴァルなど手ごわいライバルも揃っています。
南アフリカの牝馬、イリデセンスもなんか不気味だな。

<ドバイWC>
さあさあ大一番。
注目はやはり「ディスクリートキャットvsインヴァソールの再戦」でしょう!
昨年のUAEダービーでも対決がありましたが、今回は最高峰のレースでの対決となるだけに目が離せません。
インヴァソールが勢いに乗って昨年の雪辱を果たすのか、はたまたディスクリートキャットがドバイの地においては強いのか。
日本からはヴァーミリアンが参戦。相手はかなり強力ではありますが、こちらも本格化しただけにベストを尽くしてほしいものです。他にも安田記念馬ブリッシュラックもいますね〜。
頭数は少ないですが、それだけに紛れのない、実力が試されるレースとなってくれそうです。
1/30

アメリカより残念なニュースが飛び込んできました。
昨年のケンタッキーダービー馬、バーバロが骨折の治療をしていたのですが蹄の病気を併発し安楽死となってしまいました。

無敗で迎えたケンタッキーダービーで圧勝のパフォーマンスを見せた同馬、まさに「次代のアメリカを背負って立つ馬」だったのですが、次走2冠目のプリークネスSで骨折してしまいました。かなりの重度の骨折で普通ならそのまま予後不良になってもおかしくないほどでしたが、陣営は懸命に治療にあたっていました。一時は回復の兆しも見せていましたが、ついに力尽きてしまいました。

アメリカ競馬にとっては大きな財産を失ったわけですが、彼が見せてくれたパフォーマンスはこれからも語り継がれていってほしいものです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
1/18

今年から、海外競馬の話題も取り入れたいと思います。
自分自身、海外競馬についてはまだまだ未知なところもありますがちょっとずつでも勉強しようかな〜なんて思ってます。

2006年のワールドサラブレッドランキングが発表となりました。
公式サイトランキングによりますと、上位3頭はいずれもダートの活躍馬。
トップはBCクラシック勝ち馬、インヴァソール。南半球生まれの馬があれよあれよの快進撃で年間トップの座を獲得しました。
そのBCクラシックで惜しくも敗れたバーナーディーニが2位。しかし、同馬はすでに引退。もったいないような気もしますね・・・。
芝部門では、日本のスーパースター、ディープインパクトがジョージワシントン、凱旋門賞馬レイルリンクと並んでのトップ。ヨーロッパの芝部門ではどうしても3歳馬が有利な展開になりますが、その中で4歳以上にしてトップになったディープの存在が改めてクローズアップされたことになります。
牝馬ではやはり昨年はプライドとウィジャボードの2頭の活躍が光りましたね。

ちなみにこのランキングは日本馬も多くランクインされています。
国際競走だけじゃなく、国内のG1活躍馬もこうしてみると多いですね〜。


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